【インタビュー】 好きなアーティストのTシャツを着てる子に、話しかけちゃいました(笑)ー生産工学部1年
今回は、千葉県船橋市にキャンパスのある日本大学生産工学部1年のYさんに学校生活や寮での暮らしについてお話を伺いました。
神奈川県にある中高一貫の女子校出身なんですが、大学生になったら一人暮らしをしたいと思っていたんです。でも親が「アパートだと、ちゃんとご飯食べないでしょ」と言って、食事付きのドーミーを見つけてくれました。正直「食事が合わなかったらどうしよう」って思ってたんですけど、すごく美味しくてバリエーションも豊富でしたね。全然知らない料理とかも出るんですけど、食べてみたらめちゃくちゃ美味しい。将来、大学を卒業して自炊することになっても、色んな料理のレパートリーを知ってる分、ご飯を考えるのもちょっと楽になるんじゃないかなって思います。
自分がどういう暮らしをしたいかを考える
キャンパスの近くで一人暮らしをしてる友達は、通学時間が短くて正直羨ましかったりもするんですけど、でも帰ってから自分で家事を全部やるとなると、結局自分のために使える時間の長さってトントンだと思うんですよね。もちろん、毎日ご飯を作るのが楽しいっていう友達もいるので、向き・不向きにもよると思うんですが。アパートにするか寮にするかで悩んでいる人は、自分はどういう暮らしをしたいんだろう?って改めて考えてみるといいんじゃないかなって思います。
共同生活ならではのコミュニケーション
いつも寮母さんやご飯を作ってくれている方が「いってらっしゃい」とか「おかえり」って声をかけてくれるので、寂しいと思うことは全然ないです。どちらかというと私はマイペースなので、大人数でいるよりも一人の方が好き、というのもあるかもしれませんが……。女子寮だから気を使わないし、Tシャツとジャージでウロウロできるのも楽ですね。こないだ食堂で、私の好きなアーティストのTシャツを着てる子がいて「それ、私も持ってる!」って話しかけちゃったんですけど(笑)、そういうコミュニケーションができるのも共同生活ならではですね。
デザインについて学べる喜び
所属している「創生デザイン学科」は、理系とデザイン系の間のような学科なんですけど、私は空間デザインコースに進もうと思っています。空間デザインと一口に言っても、街の景観をどうするのか?という大きなものから、照明で人の心を動かすにはどうすればいいのか?みたいな身近なものまで色々あって。先週、物理や数学といった必修の授業が終わって、これからデザイン系の授業に入っていくんですが、いよいよ自分の興味のある分野について学べるんだ、と思うとすごく嬉しいです。学科の中にはプロダクト系を目指す人や、独創的な美術寄りの人もいて、様々な興味やバックボーンを持った人たちと意見交換できる機会が増えていくのも楽しみですね。
※2022年6月取材時の内容です。
文・大池容子 撮影・白浜哲 取材・西泰宏
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